シゴトをするとき [Edit]

今まで多種の仕事を経験してきました。多いのは接客業で、長いのは、いまのデジタルコンテンツ制作のディレクターという仕事。
実務はこの仕事についてから学びました。けれども、常に役立つのは、この仕事につく前に学んだことどもです。

この仕事につく前に学んだ「シゴト」と、ここ10年携わってきた、デジタルコンテンツ制作のディレクターとしての「シゴト」について、連載してみようと思います。
連載では、実際の経験や方法を書くつもり。これらは、いまの私の精一杯の考えであり、正解なのかはわかりません。自分に置き換えて、「自分ならどうするだろう?」と考えてもらえたら嬉しいです。

人生も仕事も予想できないことの連続だから、考えることを怠ると、回避できる罠にも簡単にかかってしまう気がします。
そんなとき、解決策を考えることができるのは、自分だけ。たとえその解決策が稚拙な答えに感じられたとしても、納得して出したものならそれで良いのだと思います。
ただし納得するためには、自分に心底問わねばならない、どうすれば本当にベストなのか?と。ときには、耳を塞いで考えに集中するのも良い方法だと思っています。
もちろん偏狭になれと言うことではありません。
考える力を鍛えていけば、いつか惑わされない心が持てるのかも?
そうあって欲しいと願っている道の途中の言葉です。

<目次>
■ディレクターになる前
1.三度目は無いとオモェ
2.自己満足でないメモ取り
3.タイムイズマネー-無駄に動かない-
4.耳を傾けて欲しいとき
5.言いたいことと伝えたいこと
6.人にモノを頼むとき
7.力がなければ機転を利かす
8.知らない頃の視点で
9.次の人の作業に気を配る
10.人は必ずミスをする
11.マイナス評価で始まるお得
12.亀とウサギはどちらが速い?
13.トラブルメーカーに向く仕事?
14.発言力とスタンスの関係
15.気持ちを伝えるには手を使う
16.なりたい自分を演出する
17.壁を作るも壊すも自分
18.アンテナの立て方
19.時差を読んで準備する
20.人の動きには規則がある
21.海賊には注意しろ!
22.市場分析は怠るべからず
23."何にでも使える"は何にも使えん
24.大義名文は大事

■ディレクターの生活
[概要編]
1.それは切抜きから始まった
2.脱!アナログ宣言
3.仕様書って何のため?
4.初めての企画書
5.プロと雑用
6.素材は固有のIDで管理する
7.バトンは素早く滑らかに渡す
8.スケジュールは逆算で
9.内容チェックは3度まで
10.監修との良い関係
11.気持ちの良いメール
12.制作用のMLマナー
13.進行に正論はタブー
14.チームの士気を保つコツ
15.呉越同舟でも舵取り
16.母親キブンで進行確認
17.MLとDMの使いわけ
18.適材適所で四方円満
19.実現に必要な技術を掴む
20.知識と人脈の磨き方
21.苦手克服術(?)
22.依頼時は予算と日程も
23.優先順=ヤバイ順
24.進捗の共有化
25.イイものは目一杯活用する
26.売れるまでが責任です
27.フリーウェアを味方に
28.データベースで制作支援
29.教育ものに効くクスリ!?
30.求めるのは◎(二重丸)

[実制作編]
1.企画のための前準備
2.仕様書は薄い方が断然良い
3.発見こそが学ぶ醍醐味
4.ストレスを徹底除去
5.使用シーンから機能を決める
6.ナビゲーション設計の基本
7.インターフェイスの依頼
8.キャラデザインを頼むとき
9.シナリオの構成を練る
10.規格は依頼前に整える
11.原稿発注に必要なもの
12.取材は一発OKを目指す
13.口コミ◎、押し売り×
14.権利者のある画像を使う
15.静止画像を頼むとき
16.学習アニメを作るとき
17.実験ムービーを作るとき
18.キャラアニメを頼むとき
19.オリジナル楽曲を頼むとき
20.禁則処理と分離禁止
21.ナレーション原稿を作る
22.ナレーションの録り方
23.権利者に許諾を依頼
24.オーサリングを頼むとき
25.パッケージの制作
26.忘れがちなアイコン制作
27.宣伝材料の制作
28.テスト、アルファ、ベータ
29.バージョンは日付で管理
30.動作検証のルール
31.ゴールドマスターへの道

書き終えました。

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