仕様を考えるときに大切にしているのは「発見」のあるバランスです。
知的欲求ってすごく素敵なものだと思うんですね。
興味が沸く内容なら知りたいし、答えにたどり着けるととっても嬉しい。
次の3つができたら、デジタルコンテンツは楽しいものになると思うのですね。
1) 興味を惹く
2) 疑問を沸かせる
3) 答えを見つけてもらう
でも、これはあくまでもユーザーが能動的に行った結果として起こるのでないとだめなの。
教科書みたいに、問題と答えが連なって書かれていては、ちっとも興味がわかないですよね?
Q:疑問を沸かせるには?
A:語り過ぎないこと
Q:答えを見つけてもらうには?
A:誘導はするけど、答えを提示しない
→答えが近そうなら探しますよね?そうしたら発見できますよね?
あと、興味を惹くのはいくつかの方法があります。
デザインでも惹けるしテーマでもそう。
これは案外簡単なのだけど、気をつけたいのは「興味を削がないこと」です。
せっかく興味が沸いたから触り始めても、「押し売り」のようなコンテンツだったら、ユーザーさんは簡単に[閉じる]ボタンを押してしまうと思うんですよね。
興味って人に言われてわくものでもないし、知ったかぶりで人に言われると沸き始めた興味も失せてしまうとおもうんです。興味を持ってもらったり、継続して欲しかったりするときは、決して押し売りしないこと。
これに尽きると思います。