ナビゲーション設計の基本 [Edit]

お料理も、きちんとした下拵え無しで調理したところでなかなか美味しく仕上がりません。

設計の基本は、使用シーンから機能を考えてストレス除去できるデザインを考えます。

世界一わかりやすいFlash」を例に挙げてみましょう。
■使用シーン
1.CD-ROMコンテンツ。
2.対象ユーザーはパソコン初心者。かつ、小学生からシニアまで。
3.すべてを見るには7時間以上かかる。
4.カリキュラムは順番に進める。

■ストレス除去
1.「押せる、押した、押せない」でボタンの色を変える。
2.ボタンは、出っ張ったデザインに徹底。
3.ボタンにオーバーすると、テキストで機能を説明。
4.各コーナーの配置をできるだけそろえる。
5.読んで欲しい文字は白地に黒で。
6.飽きないように、途中でユーザーに操作をしてもらう。
7.2回目以降の閲覧の際は前回学習していた続きに直接飛べる。

ここまでがお料理で言う下拵えです。
「するべきなこと」がはっきりしたところで、より良いものを付け加えてゆきます。
最初に、「よりわかりやすい」もの、まだ余裕があれば「より楽しい」ものです。
世界一わかりやすいFlash」で加えた、よりわかりやすいものは、
1.インターネットのページを開くボタンには別に[ONLINE]アイコンを付加。
2.インターネットに接続するボタンを押したときは、確認画面をだす。
3.ボタンにはクリック音をつける
など。

より楽しいだと、ナビゲーションとは少し外れるけど…
1.各章の最初に、その章で学習できることをアニメーションで表示。
2.ナレーションを楽しんでいる感じに。
かな?

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