キャラクターデザイナーから、線画の清書が届いたら、スキャンします。スキャン台は、埃など綺麗に除いてから行います。
psdデータになったあとの工程は、お願いするアニメーターさんによってもキャラクターのタッチによっても違います。
用意するデータについてはアニメーターさんとよく相談しましょう。
たいてい私が用意するのは、psdデータの色づけ見本か、flaデータのサンプルか、それの両方です。
psdデータの色づけ見本を作るときは、スキャンしたあとで、レイヤーを追加して別レイヤーに色づけして行きます。
flaデータのサンプルを作るときは、スキャンしたあとストリームラインでアウトラインを抽出します。それをflashに持ち込んで、不必要なシェイプを削除したのち、着色します。
キャラクターアニメを依頼するときに用意するものは、下記のもの。
1)仕様書
2)インターフェイスのデータ(未完成でもOK)
→位置あわせ&色あわせで必須
3)色づけ見本のpsdファイル(もしくはflaデータサンプル)
4)テキストのアニメーション案(台本で言うト書きみたいな感じ?)
→必要に応じて、ストーリーボードもつける
ここまでくると制作も折り返し地点。
インターフェイスやキャラクターデザインができてくると、完成イメージが一層具体的に描けるようになります。
この辺で、クライアントに進捗を報告しておくと良いでしょう。