テキストと画像の部分をきちんと作るためには、データベースが重宝します。
素材は固有のIDで管理するでも少し触れましたが、コンテンツ制作の際の素材管理にFileMakerで作成したデータベースを用いています。
デジタルコンテンツって、紙芝居みたいなもので画像とテキストが対になっていることが多いですよね。というか、対になっているところほど、内容のチェックが厳しく修正も頻繁になりがち。
「世界一わかりやすいFlash」を例にすると、資料コーナーの機能解説では、Flashの機能を画像と文章を対にして597ページで説明しています。こういった箇所を正確に作成することは、とても大事だけど、とても大変。
制作を少しでも楽に進めるためなので、データベースの設計に手間をかけるようでは本末転倒。なので、楽になりそうなところにデータベースを用います。
私が用いるポイントは、次の通り。
1)テキストなら50、画像なら20枚以上の素材が発生する
2)監修など専門家のチェックが加わる
3)htmlやxhtmlなど同一素材を何通りにも活用する
4)複数のテンプレートを用いて複数枚数のhtmlやpdfなどを作る
1と2→修正が加わる可能性が大きいので、データベースで管理したほうが結局は早い。
3と4→FIXのデータがある状態から多様な活用を望むなら、データベースに取り込んだ後に一括書き出し。
こんな感じかな?
この記事へのコメント
●1.ぶーくん(2005年08月22日 13:36)
自分もファイルメーカーでhtml書き出しを管理しています。
サイトのリニューアルがある場合なども、手作業ですと大変な作業も、一括置換で簡単終了。
また、「ある項目を追加する」といった修正作業も、柔軟に対応する事ができますよね。
なにより、人手をかけずにより正確な作業ができます。
僕がハマりやすいのが「データベースをつくる事にこってしまう」場合があること。
データベースは運用してナンボなんですが、ついあーだーこーだ考えて、なかなか運用にたどり着かないときが…恥ずかしながらあります。
本末転倒ってやつですね。
●2.SIHO(2005年08月23日 15:55)
作りこむのは楽しいんですよねぇ。
でも、いつも時間が無いので、過去に作った中で一番適していそうなものをあてがうか、素のテーブルに近い(計算式をほとんど入れていない)ものを作ってとりあえず運用してしまうかのどちらかですね。
データを入力しながら、効率化できる箇所をスクリプトでまとめて行くって感じです。
なので、最後にはつぎはぎだらけになることもしばしばです。
それでも、データベースがあると、数年後でも検索してデータを取り出すことができるので、結局はお得なんですよね。