売れるまでが責任です [Edit]

「いいもの」って一言で言っても、何を「イイ」とするかは人それぞれ。

また、立場によっても判断は分かれます。
私は、「いいもの」=「売れるもの」と考えたいって思います。
もちろん、売れればそれだけでいいというのではありません。クライアントなど製作側の意図をきちんと汲んだ良い製品に仕上げた上で、「売れる」という視点にも配慮したいと考えています。

Web制作をはじめデジタルコンテンツ制作に携わっていると、常に制作に追われているところがあります。そんな忙しい毎日の中では、ともすると「仕様どおりに不具合なく完成すればOK」という判断に陥りがちになるように思います。

実際、私もそうでした。あるプロジェクトで初めて一緒にチームを組んだ方から「我々が制作するのは作品ではなく商品だ」と指摘され、目からウロコが落ちました。
そうです。私はディレクターであり、アーティストではありません。
制作するものは、クライアントや監修の言葉をつたえるものであるべきなのです。一人でも多くの人に伝えるには「売れる」という視点がとても大切であると気づかされました。
制作物を商品と捕らえ、「いかにすれば売れるか?」や「より多くの人に使ってもらえるか?」を考えること。
これもまた、ディレクターが忘れてはいけないことのひとつだと思っています。

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