海賊には注意しろ! [Edit]

いまは、「世界でこれだけ」の独自ソフトも作ります。けれど、これは本当に手間がかかるので、たまに取り組むので十分です。

Only Oneは1割、残りの9割は、ノウハウ蓄積のための制作をします。
たとえば、他社で面白い仕組みがあればトライしてみたり、独自ソフトを切り口を変えて再編成してみたりです。

コンテンツに関わらず商品って、大きく分けて「入れ物と中身」の2面があると思ってます。営業のころにも数度、商品開発に携わりました。当時、フリースが新素材として注目されていて、使い方の提案やその加工に適した柄などを企画していました。この場合、入れ物は「フリース」で中身は「使い方と柄」です。

独自ソフトなどをはじめ新しい仕組みのものも、商品にする段階で乗り越えたり、検討したりする内容は山ほどあります。また、組み合わせ方のアイディアは、たくさん湧き出ます。その中から、最適な構成を探すのが残りの9割にあたる制作だと思っています。試作品というよりも、より洗練した商品を作っているつもりです。

しかし、同時に危険もはらみます。浸透するまでの間は、海賊版や「パクリ」が横行しがちだからです。そういった意識の低いかたがたへの対応策は、哀しいけれども自衛しかないように思います。

自衛の方法としては、クライアントへのソース提出を回避することもあげられます。けれども、一番効果的なのは、商品を見れば明らかなほど他に負けない高い品質のものを作ることだと思います。(大波に呑まれると哀しいけど…。)

ミッキーはミッキーでしかないし、真似たイラストを指して「ミッキーです」と説明しても誰も納得しませんよね。

最後に正義は勝つと思いたい……。

もちろん、「うっかりパクっちゃった」には気を付けなくちゃ…です。

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