「ひとはひとりでは生きて行けない」 これは、新卒で入社した会社の社訓でした。
素直じゃない若者だった私は、「けっ!」と内心思ってました。
でもね。社長も社員も大マジだったんですよー。
入社式の社長挨拶なんて、「ひとは一人では生きて行けない。だから最良のパートナー探してあげたよ。ここに居るのは、君たちの将来の伴侶候補だ。社内恋愛大いに結構!わっはっは………。」って。
「なんつー会社に入っちまったんだ!orz」と思ったけど、商品開発も社内教育も終止一貫しているのです。たとえば、2か月に一度の全社会議では会社の収支が知らされ、利益がでればその日に特別手当を支給、もっと利益が出ると社会貢献(信号機を作る・歩道橋をつくる)のために寄付していました。
一部上場企業だったけど、某R社のように「会社は投資家のためにある」なんていうこともありません。お陰でひねくれていた私もすっかり洗脳されました。
ところで、何かをはじめるのって簡単なように思います。
難しいのは、最初の気持ちを継続することなのかしら?って。
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最初のきっかけは、友人知人の集まりからだったけど、そう大義名文(?)を掲げるようになってからは、共感してくれる新しい仲間も増えてきました。
初心の維持のために…、仲間を得るために…、「こうしたいと思っているよ」って掲げるのって効果的な気がします。いわば、キャッチコピーみたいなものかも?
あなたなら、自分にどんなキャッチコピーをつけますか?
さて明日からは、ディレクターになってから経験した話になります。
ひとつのケーススタディとしておおらかに見てもらえれば嬉しいです。