呉越同舟でも舵取り [Edit]

一つのチームで制作をスタートしたら完成するまでは、船を降りることはできません。
例えどんなにやりにくい相手が同乗していても、うまく舵をきって目的地まで行き着くこともディレクターのお仕事のひとつ。

進行に正論はタブーへの質問からお題をいただきました。
『もし「約束した締め切りにデータが来ない」といったことが3回、4回、いやそれ以上…つまり、「毎度のこと」だった場合、その方にはどう接したらよいのでしょうか?』

環境や状況を変えたいときは、まず自分を変えることが手っ取り早いと思っています。
なので、自分のやり方に不足がなかったか?より良い方法はなかったか? を考えます。

制作が進まない原因としては、次の事が考えられますよね?
(1)気持ちがのらない仕事である
 →「チームの士気を高めるコツ」を参考にしてね。
(2)打ち合わせした内容が分からなかった。
 →打ち合わせ後に「議事録」を流したり、制作開始した頃に悩んで無いかDMでフォロー。
(3)仕様を頭では理解できているけど、制作しようとするとトラップにハマったように進まない。
 →悩んで無いかDMで聞いたりするとか、サンプルを作って制作ポイントを整理してあげるなど。

たぶん、相手にとってなにか足りない情報があるとかで制作が進まないんだと思う(思いたい)のね。
それを取り除いてあげることが大切なのだと思います。でも、それって相手にとっては「弱音を吐く」ことになるので、愚痴のいいやすい環境を用意すると良いと思います。
もし、相手が「作り始めると悩んじゃう」と言うなら、毎週データ納品を兼ねた打ち合わせをするのも一つの手だと思います。時間はとられますが、短期的な目標が出来るし、不明点もクリアにしやすいし、何より進捗状況や相手の制作スピードを把握できます。

参考になるエントリー:
気持ちの良いメール
チームの士気を高めるコツ
母親キブンで進行確認(もう少し待ってね)
MLとDMを使いわける(もう少し待ってね)

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