私の手がける制作ってチームを組んで取りかかっても、半年を越えるものが多いんです。中だるみを回避する方法です。
最初の2ヶ月は、士気は保てるんです。
問題はその後をどう乗り切るか。
私が、気を配るのは下記の点です。
(1)仕様書を面白く
制作開始時の打ち合わせに使うものなので、その制作の印象を決める要因になります。そのため、出来るだけ具体的にイメージがつかめるように、そして実際に表面化しないような舞台設計やキャラクターの性格付けを面白おかしく書き込みます。
それによって、打ち合わせにも笑顔がうまれるので、好スタートを切れるます(気がするだけ?)
(2)担当ごとに締め切りを設ける
半年間ずるずると制作するとさすがに飽きますよね?なので、スケジュールを立てるときには、「ここの制作は2週間」など、ある程度の期間で区切るようにします。
そうすることで、中間締め切りまでの「軽ダッシュ」と「軽達成感」が得られるので中だるみの予防になります。
(3)順繰りに制作してゆく
前は、制作スタッフ全員の顔見せをかねて全体ミーティングをしていたのですが、最近はとんとやらなくなりました。スケジュールに従い担当ごとに制作を開始してゆき、担当分が終わると終了というやり方が多いです。
たとえば、下記のような感じ。
・デザイナーは初期のころに制作を開始し一番早く制作を終了する。
・オーサリングエンジニアは一番最後に制作開始し、終了も一番最後。
ディレクターは、半年間ずーっとなので、途中で中だるみしそうになります。
自分自身のモチベーションを保つ方法はまだ見つけられずにいますが……。