1998年の春にインターネットをはじめました。あるマニュアルに書かれていた「メーリングリスト(ML)」を始めるためでした。
そのMLとは、F-siteのパートナーサイトでもある「Flash-JP」の前身の形。つまり、Flashをはじめたころ、Flashの情報を得るためにインターネットもはじめたのでした。
その時期には、2回目のCD-ROM制作を経て、制作行程もうっすら理解しはじめた頃でした。より深く理解するために、Directorにトライしましたが撃沈。当時Ver2であったFlashに救いを求めたのでした。
その年の夏にはVer3が発売になりました。単なるアニメーションツールではない姿がそこにありました。私は体験版の30日間を夢中になっていじっていました。
その年の秋、科学館の展示物の相談が持ち込まれました。Webでも同時に同じものを見られるようにしたいという、要望でした。当時は、コンテンツ制作と言えばDirectorでした。
Webでも見られるなら、伸縮できないDirectorは嫌だな…。重いし…。
そこで、Flashなら何ができるかを考えはじめました。Flashを用いる利点が多ければ、多数派のDirectorではなくFlashを用いたコンテンツの企画でも通るかもしれない…。
果たして、Flashを用いた企画は採用されました。技術者が居ないと言う盲点に気付くことなく、シリーズ企画がスタートしたのです。
その企画は今年で7年目をむかえました。
いわゆる、ビギナーズラック?
怖いもの知らずとも言うけど。