ディレクターの仕事には進行管理も含まれると思っています。遅延が起こりそうな箇所をいち早く察知することはとてーも重要です。
進み具合は、作業内容と個人の特徴から予測します。
具体的には、下記のようなことです。
(1)作業内容と必要な時間を推測する
(2)個人の性格と季節の変化を加味する
→締め切りから2-3日は遅くなることが多いとか
→花粉の時期は集中力が落ちるのでいつもより時間がかかるとか
→季節の変わり目は、風邪を引きやすいとか
スケジュールを立てるときは、1でざっくりワークフロー組み、カレンダーに書き込みつつ、2を加味して予備日を加えて行きます。
実際に制作に入ったときは、締め切りなどの1週間前くらいに状況を確認します。のこり1週間でどれくらい制作が進むかを1から予測し、スケジュール調整が必要な箇所発生しないかどうかを確認します。
状況確認をする際は「最近、寒いよねぇ。風邪ひいてない?」なんてメールをするので、「まるで母親のようだなぁ」と思うこともあります。
でも、そういう気持ちであたるほうが、失敗は少ないかもしれませんね。
願わくは、「宿題やった!?」と怒鳴る子供を萎縮させる母親でなく、「お母さんに算数を教えて」と子供の勉強心をかきたてる器の大きな母親でいられますようにっ!