教育ものに効くクスリ!? [Edit]

教育ものほど、「テキストと画像」って多いもの。そして、監修も必須。教育ものを手がけるなら、まずデータベースで簡単なシステムを作ろう。

前の記事の「データベースで制作支援」でも触れたけど、普通のデジタルコンテンツでも、便利なことは多いです。
でも、とくに教育ものを作るときは、データベースで制作管理しているに越したことはありません。

監修ありの制作のときは、回答待ちで制作が停止することを防ぐ必要があります。監修は本当に忙しいので、問い合わせをしてから1週間以内に返事がくればOKとしなければ。
ということは、仕様の確定や例外処理の確認は、早い時期に決めてしまいましょう。

データベースを用いる利点は、次の通り。
1)早期の仕様確定と例外発見
データベースで行うと先に仕様を確定するようになるため、例外処理が必要な箇所は制作の早い段階で発見できます。
2)監修も納得の進捗確認html
メーリングリストで指摘された修正指示もデータベースに取り込み、画像やテキストのチェックの際に、htmlにして一緒に閲覧可能にします。html作成もスクリプトに記憶させてショートカットひとつで書き出し完了に。
3)グループウェアとしても機能させることで大量制作も可能に
入力者が疑問に思ったことをメモ欄に入力しておき、チェック者が1日1回検索して回答を入力しておくなどのワークフローを定型化することで、各作業者がそれぞれの作業に集中できます。
4)入力者に経験がなくても即戦力になれる
データベース側に制作ノウハウを溜め込んで置けるので、入力者にディレクション経験は必要ありません。

一番多いときで、4本の教育ものの制作を同時進行しました。監修者の人数は20人近かったと思います。3人のアシスタントと私で何とか乗り切れましたよ。(さすがに、途中で脳みそが溶けそうになりましたが……)

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