静止画やアニメーションの制作も仕上がりのめどが立つころには、許諾確認が必要なものも明確になりますので、権利者に問い合わせをします。
許諾確認の問い合わせをすると、早ければ数日で回答を得られます。
しかし、問合せ先が海外だったり、出張中の研究者だったりすると、回答を得られるまでにかなり時間を要することになります。
全ての確認を得られるまでには、1ヶ月程度かかると考えておくと良いかもしれません。
で、確認の必要なものは権利者のある画像を使うの中で実際に挿絵作成のベースにしたものです。
確認の際の連絡方法は下記の順位で行います。
1)メールアドレスがわかっているとき
→メールの本文にpdfへのリンクをつけて連絡する
2)電話がわかっているとき
→電話してFax番号を確認し、pdfをFaxする
3)住所しかわからないとき
→pdfを印刷して郵送する
使用するpdf書類は、送り状と画像のアップの2ページです。【サンプル】
■送り状の挨拶文例
この度、弊社にて作成中の教育用ソフトに、御社の制作物に掲載されております下記グラフデータ(数値など)を参考出典として使用を希望いたしております。つきましては、出典掲載文の内容を含め、参考使用の許諾をいただきたく存じます。(その際には出典リスト中に下記の文章を掲載させていただきます。)
ご多忙のところ、お手数とは存じますが、ご検討・ご返信の程よろしくお願い申し上げます。
サムネールの横には、書籍名や著者名、ページ数などを書いて相手が照合しやすくしておきます。また、2ページ目には出典としてどのように記載するかを明記しておきます。