2005.02.05 ページ2
demo1「Flashでアクセシビリティ 入門編」 講師:NORI氏
demo2「サーバーサイドおもしろ実験」 講師:植木友浩氏
企業demo「待ってました! Swift3D V4」 講師:ディ・ストーム、サブリン氏
司会:サブリン氏
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講師:植木友浩氏
[ http://www.playon.jp/ ]
Flashとサーバーとの連動で作る面白コンテンツの紹介。普段は余り気にせず使っているサーバーをどんな風に使うと面白いのか?を伝授していただきました。
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Flashサーバー接続コマンドの歴史 |
Flash 4〜Flash MX 2004までのサーバーサイドの為のスクリプトの進化の経緯を紹介しつつ、どんなコンテンツが出来たかの紹介をしていただきました。
◎Flash 4 loadVariables CGIなどとの連動で、データをGET・POSTできる機能で、サンプル紹介はカウンターでした。
◎Flash 5 XMLオブジェクト、XMLSocket
この頃提唱された「XML」に対応すべく「XMLオブジェクト」と「XMLSocket(XMLソケット)」が追加され、サーバー接続が容易になり、データのやり取りが簡単になったと語る植木氏。XML仕様なので、データを構造体形式でも渡せるとのこと。
この時の参考は植木氏が作ったリアルタイムチャット。
ローカルサーバーに接続し、ユーザ同士の各画面がリアルタイムに、CGIで行われていたリフレッシュなどの画面回帰が無く、チャット内容が表示されている様子が見る事ができました。
◎Flash MX loadVars、Flash Remoting、 Flash Communication Server MX
「LoadVars」はFlash 4の「loadVariables」の拡張版。
Flashユーザの違和感をなくす為、アクションスクリプトと同じ呼び出し方式でデータをよびだせるよう改良を加えたのが「Flash Remoting」。メソッド形式で引数をつけて、サーバーにデータを送る仕様となっているそうです。
「Flash Communication Server MX」はマクロメディア独自のネット接続形式「rtmp」によって通信するサーバーシステム。本来のWebサーバーと関係なく稼動し、Flash Playerとの通信を行うシステムのため、Webサーバーとは別にもう1つサーバーが必要だそうです。
「Flash Communication Server MX」はFlash Playerとの通信を行うため、他のアプリとの連動は「Flash Remoting」でデータのやり取りが可能だそうですが、制限があるそうです。
◎Flash MX 2004(Professionalのみ) Data Components
いわゆるVBなどで用いられるデータ・出入力制御のコンポーネントセットで、部品をステージにドラック&ドロップするだけで使用可能な部品セット。
[コンポーネント]パネルから、ステージ上に配置したコンポーネントの各種設定は[コンポーネントインスペクタ]パネルで可能。
[コンポーネントインスペクタ]パネルでは「パラメータ」「バインディング」「スキーマ」の3つの事が設定でき 、渡す先は「バインディング」タブで、「スキーマ」タブでは引数を設定するとの事。
このコンポーネントの使用例として、Web記事リストをFlashに読み込むサンプルを紹介していただきました。上の手順でコンポーネントのみで作成したFlashファイルに見事、データが読み込まれ「コードを書かなくてもここまでは出来ます」とコメント。「でもやはり、細かい設定はプログラマにお願いした方がいい」と苦笑されていました。
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サンプル紹介 |
植木氏が開発した、ちょっと変わったWebツールの紹介となりました。ColdFusionサーバーの機能を使い、いろいろな紹介をしていただきました。
ビデオメール:携帯電話で撮ったムービーをビデオメールとして送る。
写メール日記:静止画はサーバーでJPEGなどに変換、動画はQuickTimeなどに変換をする。
サーバアプリケーション版(!)Fireworksを使って画像を作成する。
基本的用語が全てサーバー側の機能名や固有名称だった為、かなり敷居が高めの講義内容でした。
1つ簡単に活用ができそうな事は、Dreamweaverでアクションスクリプトの記述をすると、Flashで記述するのと同じようにコードヒントが使えるという事でした。
以上、「サーバーサイドおもしろ実験」植木友浩氏によるデモでした。
今回のセミナーで使用したサンプルの多くは、植木氏のサイトで公開しています。
また、PDFファイルは下記アドレスでご覧いただけます。
http://f-site.org/cont/10semi/0502/F-site20050205_ueki.pdf
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