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2004.11.13ページ2
 demo1「超基本!変形と緩急でワンランクアップ」 講師:ミート茂手木氏
 demo2「キャラアニメ、“ボケ”と“間”を加えて、ニヤリ」 講師:とく久氏
 demo3「見よ!カートゥーンアニメの真髄を」 講師:A.e.Suck氏
 新企画「自作アニメ自慢」:こまちゃん / ナカガワヒロカズ(コゴロー・アート・ラボ)さん / 深田 典秀(アイ・プレックス)さん / 森脇 裕也さん / 横山 司(有限会社 ZigZag)さん
司会:サブリン氏

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キャラアニメ、“ボケ”と“間”を加えて、ニヤリ

 講師:とく久氏

新作パンダアニメの生Flashデータを見ながら、“間”を決める具体的な制作・編集TIPSを、伝授していただきました。

キャラクター設定とねらい


 まずは、作ってきたムービーを見てみてください。と、とく久氏。
>>ムービーはこちらからご覧になれます。

 

「間」を決める要素には、「キャラクターの性格」(キャラの演技)と「ねらい」(カメラワーク)があり、最初にキャラクターの性格付けをしてしまいます。

 ちょっと鈍く、よく寝ているのでパンダの名前はGooGooに。

 

 

 ビールがこぼれてかかってしまう場面でも、「なかなか気付かない」という「間」を取ってやる事で性格を表現。
また、GooGooにグーッと寄ってGooGooを画面全体にもってくる事により、困っている様子を強調。

 

 例えば、せっかちな性格だったら、すぐに気付いてしまうかも。
そうすると、この場面の長さだけでなく、キャラクターの名前や全体の話にも影響を与えます。
せっかちだったら、どんな名前に・・・。

“ボケ”と“間”


ズームをする時は、前景と背景、それぞれグラフィックシンボルにしたものを両方動かす事で奥行き感を演出。

 さらに遠近感を与えるために、Flashで描いた背景をイメージ書き出しで、PNGファイルに。Fireworks等で「ぼかし」を与え、元の場所に配置。

 

 タバコを吸うシーンは、自分が吸う時の姿を振りかえる事で、いきなり口に持って行かない事に気付き作り直し。
口に持ってくる直前で一回溜めを作るという、「間」を与える事により、ここでもキャラクター付けにつながりました。

一通りお話が終わった所で「充電が完了しました!」と、メッセージ音が!
発信源は・・・ とく久氏のノートパソコンからでした。 絶妙の間ですね〜。

以上、「キャラアニメ、“ボケ”と“間”を加えて、ニヤリ」とく久氏でした!

 

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