数時間ほどこの怪現象にはまってしまったのでご紹介。
FLASH CS4からパブリッシュ設定に「非表示レイヤーを含める」という項目が追加されました。デフォルトではオンになっているのですが、オフにすると非表示にしたレイヤーをパブリッシュの対象外にしてくれる、意識して使えばなかなか便利そうな機能です。
そう、意識して使えば…。
ところが、Fireworksと連携しているとこの項目が何の警告もなしにオフにされることがあるようです。
再現方法は以下の通り。
・Fireworks CS4からオブジェクトをコピーアンドペースト
・その際に「FireWorksドキュメントの読み込み」ダイアログの「レイヤーの統合された1つのビットマップとして読み込む」をオフにしておく。
この作業を行うと完全に無言で「非表示レイヤーを含める」オプションがオフにされます。Fireworksで素材を作って頻繁にコピペをする自分としては大打撃です。
対処方法としては、別にペースト専用のFlashドキュメントを作っておき、いったんそちらにペーストしてから、メインのドキュメントにペーストし直すのが安全かと。その方が余分なシンボルの整理とかもできますし。
この件に関してAdobeさんに問い合わせたところ、"本動作については、他のアプリケーションで生成、コピー、ペーストされたオブジェクトの新たなレイヤー要素には、Flash での表示、非表示などのレイヤー設定がまだ設定されていないことでの書き出問題の回避のため一時「非表示レイヤーの書き出し」が解除される次第でございます。"というご回答をいただきました。うーん、よくわからないのですが、つまりそういう迷惑な「仕様」らしいです。
ちなみに大人げないなと思いながらも、他のアプリケーション(Illustrator, Micosoft Paint)で生成、コピー、ペーストしてみても、同様の現象は発生しませんでしたが…。
Fireworksと連携させている方で、なぜかパブリッシュ後に必要な要素が表示されない場合は、まずはこの現象を疑ってみると無駄に慌てずに済むかもしれません。
この記事へのコメント
●1.匿名(2009年05月13日 12:48)
CS3のパブリッシュ設定「非表示レイヤーの書き出し」においても同様の仕様があるかと認識しています。
迷惑ですよね・・
”ペースト専用のFlashドキュメント”はいいかもしれないですね。試してみたいと思います。
●2.匿名2(2009年06月08日 22:02)
現在、まさに、その現象で、無駄に慌ててしまいましたwなんか、Adobeのバグなのか、最近そういう面が頻繁に起こってて、質がおちたのかなぁと思ってしまいます。