※かなり自分用に作ったスクリプトなのですが、似たようなワークフローの人には便利かもしれませんので公開させてもらいます。
僕の普段のオーサリングスタイルとしては、Fireworksなどでバラバラに作ったビットマップ素材をFlash上で読み込んで、スクリプト(もしくはタイムライン)で動かすという流れが多いのですが、そんなときに頭痛の種になるのが、読み込んだ画像のムービークリップへの変換作業とそれに伴う名前の管理です。
ムービークリップのシンボルに名前をつけて、ステージに配置したインスタンスにも名前をつけて…。こんな作業がひたすら数十回と繰り返し。画像ファイルを制作する段階で管理しやすい名前をつけてあるので、同じ名前で機械的に変換してくれればいいのに。
というわけで、例によってそんな地味な作業を自動化するスクリプトを作ってみました。
ExtensionManagerからインストールすると同名のコマンドが追加されます。
スクリプトを実行すると、ステージ上で選択したビットマップオブジェクトをムービークリップシンボルに変換し(名前は画像名から拡張子を除いた文字列)、ステージ上のインスタンスにはシンボル名と同じ名前をつけます。しかも、複数オブジェクトへの一括処理対応。
注意点:
・既に同じ名前のシンボルがライブラリ直下にいると変換されません。
・画像に拡張子がついていないと、上記理由により変換されないことがあります。
・ビットマップオブジェクト以外が選択されていると無視されます。
・変換されたシンボルの基準点は左上固定になります。
動作環境:
Flash CS3, Windows Vistaで動作を確認しています。
権利、免責など:
Creative Commons Attribution 3.0 に準じます。
簡単に言うと、「もともとの著作権表示を消さなければ、改造/再配布 などご自由にどうぞ」ということです。詳細は http://creativecommons.org/licenses/by/3.0/ をご覧ください。
既に複数のプロジェクトでテストを繰り返しながら使いましたが、個人的には開発に費やした時間のもとはすぐに取れそうな気がしています。このコマンドが少しでも他の方の役に立てれば更に嬉しい限りですね。
この記事へのコメント
●1.匿名(2010年01月20日 19:48)
素晴らしすぎます!
●2.さぶ(2010年08月03日 15:43)
とても助かりました!ありがとうございます!
●3.tokumei(2010年11月08日 18:34)
CS5もできれば…
●4.k(2012年04月09日 19:05)
作りました
https://gist.github.com/2342585