Macromediaは1月19日、2004年10-12月期決算とともに、スティーブン・イーロップ(Stephen Elop)最高執行責任者(COO)が最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を発表しました。
スティーブン・イーロップ氏は1998年にMacromediaに入社し、eBusiness Solutions担当ゼネラルマネージャ、CIO(Chief Information Officer)、Worldwide Field Operations担当副社長(Executive Vice President)などを歴任しました。1986年マックマスター大学(McMaster University)で、コンピュータ工学の学位(Bachelors Degree in Computer Engineering)を取得しています。昨年2004年には来日し、またニューオリンズで11月に開催されたMacromedia MAX 2004の基調講演で司会を担当しました。これまで8年間会長兼CEOを務めてきたロブ・バージェス(Rob Burgess)氏は、会長職にとどまり、合併・買収(M&A)に注力するとのことです。
Macromediaの2004年10-12月期決算は、49%の大幅増益となりました。主力製品に加えて、BreezeやContribute、さらには携帯電話向け製品の売り上げも好調だったとのことです。売上高は1億0860万ドルで前年同期(9480万ドル)比15%増加、純利益は1530万ドル(前年同期1030万ドル)でした。売上高見通しについては、2005年1−3月期が1億0800万−1億1300万ドル、2006年3月期は5億ドルを突破すると予想しています。
参考:「マクロメディア10−12月期は49%増益、CEO交代を発表」
「MACROMEDIA NAMES STEPHEN ELOP CHIEF EXECUTIVE OFFICER; ROB BURGESS CONTINUES AS CHAIRMAN」
「役員情報」