その8 〜しやすいの追求 [Edit]

ここまでダメだしばかりを述べて来ましたが、今回は積極的に取り入れたいことがらです。

8■〜しやすいの追求
マイナス要素を取り除くとともにプラス要素の付加にも最大限努力したい。例えば、判読系だと「分かりやすい語句を選ぶ」「読みやすい色調や色彩にする」「読みやすい大きさにする」など。読ませたいなら、反転文字はご法度と心得ましょう。もちろん、文字が引き立つよう地色は白かパステル系など淡い色彩が基本中の基本。
操作系では「押せることが分かりやすい」「操作した反応が分かりやすい」「結果が想像しやすい」など。

と、以上で連載終了です。

■あとがきみたいな
ディレクションのノウハウは当たり前(と思っている)のことの積み重ねだったりするので、人から聞かれて始めて整理するのがほとんどです。文章を書いていると沢山説明する内容があっておどろくほど。
ひとそれぞれ、経験の中で自分なりのディレクション技を身につけるのでしょう。
けど、道に迷ったときは、これらの「当たり前」をチェックしてみると少しは役立つかもです。

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