自分には普通のことでも、他の人からみると意外に思うこともあるらしい。
仕様書の書き方はひとそれぞれ。自身にしても少しづつ形式が変わっています。今思うと、この仕様書(1999/09/03)は冗長なので、もう少し要素を整理して、ページ数を少なくした方がみやすいですね。
最近の仕様書だと、10ページ程度で作っています。コンテは別に用意します。
[本編コンテサンプル] [図書室コンテサンプル]
多分、会社によって違うと思いますが、絵と原稿が対で見られるものを私は「コンテ」と呼んでいます。手書のもので静止絵の発注の時には「ラフ画」、手書でアニメーションなどの発注に使う複数コマに渡るものは「ラフコンテ」と呼び分けています。なんと呼ぶのが本当は正しいのでしょうね。
脇にそれましたが、仕様書の話ですね。
制作期間中に1-2回バージョンアップします。翌年3/31納品の制作物ですが、仕様書のver1.0は前年の9/3付けのものでした。この段階では当然原稿も絵もなにも無いです。フクロウアイコンとか車とかはFlashで私がラクガキしたもの。文字だけより読んでいて楽しいかなぁと、それだけなんですけど。
コンテンツ概要
コンセプト:シリーズ 、該当年度
環境設定
基本構成・機能
基本的な流れ
演出・表現・特色
本編演出プラン
登場キャラクター
演出・アイドリング
演出・Webtop
演出・イントロダクション
演出・Menu画面 1Menu画面 2
演出・図書室 図書室項目案
演出・リンク集
演出・本編イメージ
演出・本編構成
演出・本編食堂イメージ
演出・本編ミニゲーム
演出・本編結果画面クリア
演出・本編結果画面ダメ
演出・CGI画面
インターフェイスフロー
こののち、幾つかの変更を整理したり、作成されたインターフェイスやキャラクターを反映させたものが、翌1/18付けのver3.0の仕様書になりました。これはオーサリングの制作inのタイミングで状況を整のえたものです。このときの制作ではこれが仕様書の最後のバージョンアップでした。
私の書く仕様書は「つくるため」のモノなので、仕様書自体が完成することは無いですね。
この記事へのコメント
●1.hinakamo(2003年11月19日 18:02)
また仕様書で詰まったので今更コメントです。今お客様へ提案するWEB関係の画面資料ページのタイトルとして『ドラフト』という言葉を利用しているのですが、そもそもDTP用語に『ドラフト』は無いんですよね。下書きって意味だし。『コンセプトイメージ』というべきなのか『ドラフトイメージ』というべきなのか…。(要望が決まっていないからラフイメージ?ラフスケッチ?)
●2.SIHO(2003年11月19日 18:32)
デザインの参考として用いているなら、「デザインサンプル」(まんまじゃん)。機能確認のためなら、「画面仕様詳細」って感じ?
メモ:絵と原稿が対で見られるほぼFixのやつ「ストーリーボード・決定稿」、手書で複数コマに渡るもの「絵コンテ」、手書で1コマ「ラフスケッチ or サムネール」。映画の呼び方だとこうなるみたい。
●3.hinakamo(2003年11月26日 18:27)
hinakamoです。
仕様書用語について、その後の経過です。
ウェブサイトの提案書には、最初に[ウェブサイト イメージ]というタイトルで、"サンプル デザイン"(↑用語を逆にしました)という説明で画像を紹介しました。
これは、なるべくリアリティがあるイメージ画像を数点作成して、提案時にはこの画像の説明の中に、他にもレイアウトパターンがこれこれありますよ、という議題をもっていくことにしました。
=>つまり「たたき台」です。
大雑把に構成はこんな感じです。
1. ウェブサイト イメージ (1例)+方向性
お客様にはこの部分の資料説明に「こういう風にも出来ます」というように、幾つかレイアウトイメージを話に織り交ぜつつ、イメージを抱かせる。
2.ウェブサイト コンセプト
2-1.コンテンツプラン
提供するサービス。
2-2.サイトデザインのポイント
お客様にイメージしてもらうためのキーワードの列挙。ここまでで、お客様がイメージしたであろうデザインに対する感覚を、こちらが言葉や文で事前に落とし込んだ形になる。
この「たたき台」提案書で、ヒアリング+意見を自発的に出してもらうことをこちらの目的とし、イメージの方向性が固まり次第、サイト構成イメージプラン等の話にもっていく予定です。
(->とにかく情報を吸収)
# 2.営業部分の話こそちゃんとドキュメント化したほうがいいのかも。。。