Flash Player 11とAIR 3が正式公開されました。 Adobe AIR and Adobe Flash Player Team Blog「Adobe Flash Player 11 & AIR 3 Have Launched!」に概要が紹介されています。その内容をかいつまんで邦訳しました。
注目を浴びている新機能のひとつは、Stage 3Dによるハードウェアアクセラレーションされた2次元および3次元の画像レンダリングで、Mac OSやWindowsおよびConnected TV(ネット接続テレビ)で利用されます。Flash Player 10およびAIR 2と比べて最大1,000倍の描画速度により、膨大なオブジェクトを60fpsで滑らかにアニメーションさせることができます。映画や専用機並みのゲームをブラウザにもアプリケーションとしても提供可能です。Stage 3Dはモバイルのサポートも予定されています。Stage 3Dのゲームについては、 Adobe Developer Centerをご覧ください。
追加の情報として第1に、3Dフレームワークの技術「Proscenium」があります。Adobe Labsにプレビューが公開されています。ProsceniumはFlash Builderを使う開発者が手早くプロトタイプをつくって、簡単なコンテンツのインタラクションや表示を実演できます。簡単なゲームやビジュアル、小さなオブジェクトの高品質な描画などに利用できるでしょう。
第2に、ハードウェアアクセラレーションされた滑らかな2次元画像を描く2Dフレームワーク「Starling」の提供がすでに発表されました。Starlingフレームワークを使ったゲームは「Creating "Whack!" with Starling and Flash Player 11」で紹介されています。また、つぎのような3Dフレームワークの情報も公開されています。