Starling Forumに「Tween & Juggler API Updates」という記事が投稿されました。StarlingフレームワークのTweenとJugglerに新たな機能が加わったとのことです。
repeatCountプロパティにより、決めた回数トゥイーンを繰返すことができるようになりました。また、reverseプロパティをfalseに定めると、トゥイーンは頭から繰返します。trueなら、ヨーヨーのようにトゥイーンが往復します。
nextTweenプロパティにつぎのトゥイーンを定めると、そのトゥイーンは同じJugglarに加わり、今のトゥイーンが終わり次第始まります。いくつものトゥイーンが簡単につなげられます。
TweenとJugglerを分けることはツールとして強力になる反面、簡単な操作に何行ものコードを書かされる不便もありました。そこで、Starlingのトゥイーンが使いやすくなるよう、Jugglerに簡易なメソッドを加えました。他のトゥイーンライブラリでも用いられている、つぎのような書き方ができます。
Starling.juggler.tween(object, 1.5, { transition: Transitions.EASE_IN_OUT, repeatCount: 3, onComplete: function():void { startButton.enabled = true; }, x: 300, y: 360, rotation: deg2rad(90) });
上記のコードは、これまでの書き方ではつぎのようになります。
var tween:Tween = new Tween(object, 1.5, Transitions.EASE_IN_OUT); tween.repeatCount = 3; tween.onComplete = function():void { startButton.enabled = true; }; tween.moveTo(300, 360); tween.animate("rotation", deg2rad(90)); Starling.juggler.add(tween);