2013年1月づけでCreateJSサイトにつぎのリリース候補バージョン(release candidates)が公開されました。Google Groupsの「CreateJS Announcement」で、Sebastian DeRossi氏がおもな変更について説明されています(なお、先日開かれたFITC Tokyo 2013では、Grant Skinner氏はこの新バージョンにもとづいて講演されました)。その内容をかいつまんでご紹介します。詳しくは、「参考」に掲げたノートをお読みください。
要望の多かったイベントモデルが導入され(つまり、addEventListener()
メソッドが加わります)、ButtonHelperユーティリティが加わります。また、多くのバグ修正やつぎのバージョンのToolkit for CreateJSのサポートも含まれます。
参考:「EaselJSのつぎのバージョンにEventDispatcherクラスが加わる」
WebAudioをChromeとSafari、およびiOSですべてサポートします。そして、EaselJSのイベントモデルも採入れられます。注意していただきたいのは、クラスSoundJSがSoundに変わることです。
参考:「SoundJSに備わる予定のSoundクラスで外部サウンドファイルを再生する」
サポートするフォーマットの幅を拡げるため(とくにタグの読込み)、ライブラリを頭から見直しました。新たなイベントモデルに対応し、CSSやSVG、JSON、XMLなどの形式のオブジェクトへのサポートをさらに高めました。注意が必要なのは、クラスPreloadJSがLoadQueueに変わることです。
参考:「PreloadJSに備わる予定のLoadQueueクラスで外部画像ファイルの読込みを待つ」
その他細かい修正点については、各ライブラリに添えられたVERSIONS.txtをご覧ください。