AdobeからWeb制作者に向けたUSTREAM番組「ADC OnAir」が始まりました。隔週水曜日20:30から90分で、第1回は4月25日にAdobe CS6のWeb製品が紹介されました。第2回は『Stage3Dを学ぼう!Flashで2Dコンテンツ」と題して5月23日水曜日に配信されます([追記2012/05/10] 当初予定の9日にUSTREAMサイトがダウンしたため23日に変更されました)。
ADC OnAirは、Webサイト制作者やアプリ開発者向けのアドビ技術情報サイトADC(Adobe Developer Connection)がお届けするUSTREAM番組です。アドビの新製品情報やWeb関連の技術情報を毎回著名なクリエイターをゲストに迎えて、お伝えしていきます。
第2回「Stage3Dを学ぼう!Flashで2Dコンテンツ」は、野中がStarlingフレームワークを入門者向けに解説します。
Stage3Dは描画を専門に扱うプロセッサ「GPU」でスクリーンを描画する技術です。描画を飛躍的に速めるものの、コンピュータがどのように画面を描くか理解していないとプログラムは書けない、という難点もあります。
Starlingは2次元のコンテンツをこれまでのActionScript 3.0と同じ感覚でスクリプティングしつつ、Stage3Dで描画するフレームワークです。いわば、ActionScript 3.0標準のスクリプトとStage3Dの間の通訳を務めてくれるのです。
そのStarlingを使って、ActionScript 3.0のフレームアクションを、Stage3Dによるスクリプトに書替えます。さらに、Flash Professional CS6から書出せるスプライトシートを使って、ムービークリップのアニメーションをStarlingのスクリプトに移行してみます。
なお、合間のコーナーでは注目の[Toolkit for CreateJS]についても基本的な紹介をします。番組の最後には視聴者プレゼントの抽選も行われます。
この記事へのコメント
●1.野中 文雄(2012年05月10日 17:46)
5月9日第2回の予定がUSTREAMサイトダウンのため配信できず、23日に延期されました。
https://twitter.com/#!/FumioNonaka/status/200231053372305408