昨日10月4日にAdobeからFlash Player 11が正規公開されました。その機能のひとつとして、ビットマップの大きさにこれまであった制限がなくなりました。
Flash Player 10や9には、ビットマップを扱うBitmapDataクラスのオブジェクトに、つぎのような制約がありました。
AIR 1.5およびFlashPlayer 10では、BitmapDataオブジェクトの最大サイズは幅または高さで8,191ピクセルです。総ピクセル数が16,777,215ピクセルを超えることはできません。(したがって、BitmapDataオブジェクトの幅が8,191ピクセルであった場合、高さは2,048ピクセルまでしか指定できません)。FlashPlayer 9以前およびAIR 1.1以前では、制限は高さ2,880ピクセル、幅2,880ピクセルです。
しかし、Flash Player 11からは「BitmapDataオブジェクトは最高解像度16メガピクセル(16,777,215ピクセル)に制限されなくなり、ビットマップの最大幅/高さは8,191ピクセルに制限されなくなりました」。英文ドキュメントのBitmapDataクラスには、つぎのように説明されています(野中訳)。