Flash Professional CS5から、Vectorクラスのインスタンスを生成するときに、エレメントが納められるようになりました。新たなシンタックスは、つぎのとおりです。
new <ベース型>[エレメント0, エレメント1, …, エレメントN, ]
クラス名であるVectorの記述がなく、呼出しの括弧()も書かないという奇妙なスタイルです。最後のエレメントの後のカンマ(,)は省けます。
たとえば、0から2までの整数をエレメントとするVectorインスタンスは、つぎのステートメントで生成できます。
var myVector:Vector.<int> = new <int>[0, 1, 2];
もっとも、Flash CS4 Professional以前であっても、Vector()関数で配列を変換すれば、これに近い結果を得ることはできます。
var myVector:Vector.<int> = Vector.<int>([0, 1, 2]);
詳しい内容については、「Vectorクラス」をお読みください。