Flash MX 2004のオンラインヘルプに、LoadVars.onDataメソッドが正規に掲載されました。
LoadVars.onDataは、これまで正規サポート外のメソッドとされてきました(拙著『オブジェクト指向で考えるActionScript − Flash MXでより進んだWebデザイン作成』p.166参照)。今回、Flash MX 2004のオンラインヘルプ「ActionScript辞書」に、このメソッドが正規掲載されました。
これで、XML.onDataを代替として使用する必要がなくなります。しかも、対応PlayerはFlash Player 6なので、晴れてFlash MXでも使うことができるということです。また、接尾辞_lvで、コードヒントまで表示されます(図)。
図■接尾辞_lvで表示されるコードヒント
onLoadの上にあるべきonDataがない
しかし、お約束といいますか、転んでもタダでは起きないというか、コードヒントにonDataは出てきません。また、「ActionScript辞書」の[説明]には、誤記もしっかり含まれています。