論理式とは
等価演算子や比較演算子を使用した式などのように、評価結果がブール (true / false) となる式のことを論理式といいます。
論理式は、条件によって異なる処理を行う if 文や、条件が成立している間、繰り返し処理を行う for 文、while 文の条件を記述する式(条件式)として使用されます。
前述のとおり、通常、論理式は等価演算子や比較演算子を使用して記述されますが、ブール型の変数は、変数自体の評価結果がブールとなるため、変数だけで論理式を構成することができます。同様に、ブール値を返す関数だけでも論理式は成り立ちます。
記述例
// aの値がストリング"Movieclip"と等しいか否か評価(等しい場合は 'true'、それ以外は 'false')
a == "Movieclip"
// aの値が"東京都"と等しくないか否か評価(等しくない場合は 'true'、等しい場合は 'false')
a != "東京都"
// aの値が数値12と等しいか否か評価(等しい場合は 'true'、それ以外は 'false')
a == 12
// aとbの値が等しくないか否か評価(等しくない場合は 'true'、等しい場合は 'false')
a != b
// nが50より大きいか否かを評価(大きい場合は 'true'、それ以外は 'false')
n > 50
// nが70より小さいか否かを評価(小さい場合は 'true'、それ以外は 'false')
n < 70
// nが20以上か否かを評価(以上の場合は 'true'、それ以外は 'false')
n >= 20
// nが10以下か否かを評価(以下の場合は 'true'、それ以外は 'false')
n <= 10
・関連項目