シンボル
シンボルは、[ライブラリ] ウィンドウに格納されたグラフィック、ボタン、ムービークリップの共通部品です。
シンボル化によって、同じムービー内での再利用が可能になり、ファイルサイズを節約することができます。
シンボル上に他のシンボルを配置した入れ子のシンボルも作成可能です。
他ムービーのシンボルを利用したいときは、他ムービーの [ライブラリ] ウィンドウからコピー先の [ライブラリ] ウィンドウへ、該当するシンボルをドラッグ&ドロップします。ステージ上に直接ドラッグ&ドロップしても、同ムービーのシンボルとして自動的に登録されます。
※ シンボルは、[ライブラリ]ウィンドウに格納された ムービー上で再利用可能な共通部品
インスタンス
シンボルはステージ上に配置されて、はじめて、プレーヤーの目に見える実体となります。
このステージ上に配置されたシンボルのことをインスタンスといいます(ステージ上の図形を選択し、[挿入] - [シンボルに変換] (またはF8キー)でシンボルを作成した場合には、同時にインスタンスを配置したことになります)。
シンボルは再利用可能な共通部品ですから、同じシンボルから複数のインスタンスを作ることができます。
各インスタンスは、シンボルから色、形、タイムライン、タイムラインに記述されたスクリプトなどをそのまま引き継ぎますが、それぞれの独自性も持っています。例えば、同じボタンシンボルから作られたインスタンスに、まったく違ったアクションを記述できます。また、配置位置、透明度、配置角度なども、インスタンスごとに設定することができます。
インスタンスはシンボルを配置したものですから、シンボルが編集されるとすべてのインスタンスに変更が反映されます。
※ インスタンスは、ステージ上に配置されたシンボル
・関連項目
シンボルとインスタンスのタイプ