アクションのタイプ

アクションのタイプ [Edit]

投稿者：馬場ぎんが | 投稿日：2002.01.26 | [ActionScript][基本]

アクション

Flashには、スクリプトを記述する場所が3か所あります。各場所に記述された（する）スクリプトをアクションといいます。

アクションには、タイムラインのキーフレームに記述するフレームアクション、ボタンのオブジェクトアクション（ボタンアクション）、ムービークリップのオブジェクトアクション（クリップアクション）の3つがあります。

フレームアクションはシンボルに、オブジェクトアクションはインスタンスに記述するアクションであることに注意してください。
またオブジェクトアクションは、ユーザーのキーボード、マウス操作やシステムのフレーム更新、ムービークリップやテキストデータのロードなどを受け取り、対応した処理を記述するイベントハンドラ（詳細は「イベントとイベントハンドラ」で解説）専用のアクションであることも覚えておきましょう。

実際のスクリプトの記述は、記述する場所をマウスで選択し、[ アクション ] パネルで行います。

フレームアクション

ムービークリップシンボルのタイムライン（キーフレーム）に記述するスクリプトです。
シンボルに記述するスクリプトなので、同じシンボルから生成されたインスタンスは、すべて同じフレームアクションを持ちます。

メインタイムライン（メインタイムラインは '_root' と呼ばれるムービークリップのタイムラインです）、またはムービークリップシンボルのタイムラインで、スクリプトを記述したいキーフレーム（必要な場合はキーフレームを挿入します）を選択し、[ アクション ] パネルから、スクリプトを記述します。
フレームアクションを記述すると、キーフレーム上部に「a」マークが表示されます。

フレームスクリプトは、どのレイヤーにも、また同じフレームの複数のレイヤーにも記述することができます。しかし、スクリプトの実行順序の把握やデバッグの妨げとなるので、専用のレイヤーを用意することをお勧めします。同様にラベル（スクリプトでフレーム移動をする際に使用するフレームの名前のこと）にも専用のレイヤーを用意し、2つの専用レイヤーをタイムラインの最上段に配置すると、把握しやすくなります。

フレームアクション