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2004.08.07 ページ1
 demo1「センスの良い3D的表現のコツ」 講師:ミート茂手木氏
 demo2「完璧素材作りでリアリズムの追求」 講師:サブリン氏
 demo3「Flashでのカンタン3D」 講師:森巧尚氏
 Macromedia 開発チーム来日!
 企業demo1「MayaからSWF!?」 株式会社ボーンデジタル
 企業demo2「発売間近か!? Swift 3D V4」 株式会社ディ・ストーム
司会:A.e.Suck、サブリン

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  8月7日、立秋。7月6日から続く記録的な猛暑の中 89名が参加。

 

センスの良い3D的表現のコツ


  講師:ミート茂手木氏

つまんでひっぱってのお絵かきでおなじみミートさんが2Dによる3D表現のコツを教えてくれました。

アクアボタンを分解しよう


ミートさんによれば、3D表現のコツは、ハイライトや影の具合をよく観察すること。
それでは、アクアボタンの作り方を順を追ってご紹介します。

1:ベースのグラデーションを描く

 

 

2:下にハイライトを一つ

 

 

3:上にハイライトをもう一つ

 

 

4:今度は下に二つ目のハイライト追加

 

 

5:上にも二つ目のハイライトを入れて

 

 

6:影をつけるとアクアボタンの完成!

 

 

ベースとハイライトをシンボルで分けておくと、ベースのカラープロパティを変えるだけで色違いのボタンを簡単に作ることができます。

Flash のサンプルライブラリには良質の素材が入っているので、中をあけてどのような作り方をしているのか観察してみましょうとのことでした。

角っこまで気を使って!


ミートさんによると、きれいに作るコツは角っこまで気を使うこと。
Flash で四角いボタンを作ると…

こんな風に影をつけると線の先端の形状が丸いのがわかります。ミートさん的に、これはあまりきれいな角っこではありません。

 

 

線を分解してハイライトと影が半分ずつ入るように角っこを修正。
おおっ、角っこまで気を使ったことで、線の見え方がぐっと引き締まりました。

総Flash作りの職人技


よく観察し、角っこにまで気をつかうことがリアルな3D表現のコツだとわかってきました。では、ここでミートさんの職人技をご紹介します。

ジャジャーン!

なんとー。この携帯電話は総Flash作り!
Flashだけでもこんなリアルなイラストが出来るんだーと感動する瞬間でした。会場内からはどよめきと拍手が!

よく観察し、角っこに気を使うとこんなことが出来てしまうんですね。程よくデフォルメしてリアルを追求しすぎないこともイラストとしてきれいに見せるコツのようです。

>>詳しくはこちら

Flashで点字変換を


  次にミートさんが見せてくれたのは、入力したひらがなを点字に変換する Flash コンテンツ。最近は小学校で福祉教育やボランティア学習が行われているようです。

このソフトは読み上げソフトにも対応。
この日、ミートさんは実際に読み上げソフトを立ち上げて、音声を聞かせてくれました。

ロボットのような独特のイントネーションで読み上げられる画面の情報。もし読み上げソフトに対応した作りでなければもっと聞きづらいことに…。
ひと手間必要になりますが、ミートさんは耳で聞いてデザインすることを楽しんでいる様子でした。

>>点字変換の体験はこちら


6月21日に Webアクセシビリティの JIS規格が交付されたことにより、官公庁だけではなく一般企業もアクセシビリティに対する意識が急速に広まりつつあるようです。

以上「センスの良い3D的表現のコツ」ミート茂手木さんでしたー!

 

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